高性能住宅の、その先へ。
~LIBLLEが考えるメタ性能とは~
Blog
2026/06/27
未来型住宅のかたち
~将来の住まいは、ドラゴンボールに出てくるカプセルハウスになっていく?~
家づくりの将来を考えると、
少し不安になることがあります。
結論、
将来的に住まいは、ドラゴンボールに出てくるカプセルハウスになっていく。

ドラゴンボール コミック11巻参照。
せめて、
STAND BY ME ドラえもん(映画)に出てくる未来のしずかちゃんの家の方がいいな!!!
と個人的には思います。

詳しくは、STAND BY ME ドラえもん(映画)をご覧ください。
今回はけっして漫画・アニメの話では、ありません!
これから先に向けての家づくりの話です。
この記事でお伝えしたいこと
- ・これから住宅を建てられる皆様へ、今後の住まいの方向性
- ・性能最適化住宅完成!? TESLAも参入…
- ・カプセルハウスは快適か?
- ・真夏の平泉寺にヒントあり!!
- ・福井県民が重要視していない義務基準の一つ “ηAC値” とは??
- ・LIBELLEが考える「メタ性能」と「メタデザイン」
- ・30年後も、ちょうどよく快適な住まいへ
福井県で注文住宅をご検討中の方へ。
UA値・C値・断熱等級だけでは語れない、これからの住まいの快適性。
LIBELLEが考える「メタ性能」「メタデザイン」についてお話します。
01|住宅性能だけを追い続けた未来に、
本当に居心地の良い住まいはあるのだろうか。
今の家づくりは、
かつてないほど性能が重視される時代になりました。
逆に言うと、SNSの影響により
どこの会社で建てても、自分達の思う家(間取り・デザイン)が建てられる時代になってきました。
また保証についても、
工務店でも長期保証を実現することが可能になり、ハウスメーカーとの差が感じられないようになっています。
結果、
性能・構造・会社の安心・価格 等でしか、会社比較しづらいということかもしれません。
UA値。
C値。
断熱等級。
一次エネルギー消費量。
今、
住宅会社を比較する一つの基準は、
性能数値になっています。
もちろん、それは悪いことではありません。
冬暖かく。
夏涼しく。
電気代を抑え。
地震にも強い。
これからの家づくりにおいて、住宅性能は欠かせないものです。
でも、
最近ふと思うことがあります。
もし、
この流れがこの先も続いたら、家づくりはどこへ向かうのだろう。
少し極端な話をしてみます。
年々引き上げられる住宅性能。
⇓⇓⇓
拍車がかかる住宅会社間での性能競争。
断熱性能を追い求めるなら、
窓は小さい方が有利です。
気密性能・耐震性能を追い求めるなら、
開口部は少ない方が有利です。
性能数字で考えれば、
それはとても合理的な選択です。
住宅価格は上がり続けています。
物価も、
人件費も上がっています。
そうなると、
家づくりはますます
「性能を向上させながら面積を小さくする」
方向へ向かっていくかもしれません。
それは、
ある意味で
「 性能最適化住宅 」です。
分かりやすく言うと、
ドラゴンボールに出てくるカプセルハウスです。
でも、
私たち LIBLLE はそこで少し立ち止まりました。
性能は良くなる。でも、それって本当に居心地も良くなるのだろうか。
02|私たちは何を、
「快適」と呼んでいるのだろう。
性能を追求した将来の住まい
「性能最適化住宅 = カプセルハウス」は、
どうなのか?
今よりもっと快適なる。
より暖かい家。
より涼しい家。
より温度差のない家。
でも、
私たちが求めている快適さは、
本当にそれだけなのでしょうか。
想像してみてください。
窓は少なめ。
開口部は小さめ。
住まいは、よりコンパクト。

実現間近、TESLAのタイニーハウス。
もしかすると
快適とは、「 温熱環境 」だけではなく、
もっと別のところにあるのかもしれません。
住まいは「 巣まい 」。
住まいの本質は、
癒し寛ぎの場所であり
安全・安心の場、
充実した育児・子育て環境の場、
あなたらしさを実現する場、
であると LIBLLE は考えます。
そんなことを考えていた時、
ふと一つの出来事を思い出しました。
03|真夏の平泉寺で、感じたこと。
以前、
真夏の勝山市平泉寺へ行った時のことです。
35℃を超えるような真夏日。
駐車場のアスファルトの上は暑く、
少し歩くだけで汗がにじむ。
空気は重く、
日差しは強い。
でも、
境内の大きな木の下に入った瞬間、
ふっと空気が変わった気がした。

気温が急に下がったわけではありません。
当然、エアコンがあるわけでもありません。
それでも、
「あ、ここは気持ちいい」
と感じる。
真夏なのに、
少し呼吸がラクになる。
暑いはずなのに、
そこに少し留まりたくなる。
不思議でした。
気温はほとんど変わらないはずなのに、
体感はまるで違う。
辺り一面の緑の絨毯。
視線の先の木々の合間から漏れる日差し。
風が吹くたびに揺れる葉の音。
ただそこに立っているだけなのに、
なぜか心まで少し落ち着いていく。

では、
なぜこの木陰は、
こんなにも気持ちいいのでしょうか。
気持ちいいという感覚は、
単に気温だけで決まるものではないのかもしれません。
木陰。
風。
視線。
緑。
そうした様々な要素が重なった時、
私たちは「居心地がいい」と感じる。
実はこの感覚こそ、
これからの家づくりに必要なヒントなのかもしれません。
04|福井ではまだ重要視されていない
ηAC値って、知っていますか?
平泉寺の木陰が、
なぜ気持ち良かったのか。
その正体の話です。
それが、2025年4月以降の省エネ基準改正後に、
義務基準とされた
ηAC(イータエーシー)値。
暮らしに置き換えると、
ηAC値とは、
夏場、太陽の熱がどれくらい家の中へ入りやすいか
を見るための目印です。

専門的には、
“冷房期の平均日射熱取得率”と呼ばれます。
ただ、
本当に大切なのは、
この数値そのものではなく、この数値の先にある暮らしです。
- ・夏の午後にリビングがムワッとしにくい
- ・夜になっても熱が残りにくい
- ・エアコンを強くしなくても過ごしやすい
- ・窓辺にいても暑さを感じにくい
- ・電気代の負担を抑えやすい
つまり「 ηAC値 」は、
単なる性能数値ではなく、「 UA値 」や「 C値 」と同様に
夏の暮らしを守るための重要なヒントです。
そして、
太陽の熱( 日射熱 )は、
夏には暑さの原因になります。
でも、
冬には暖かさの味方になります。
日射熱とは、冬場に “無暖房” で過ごせるほど強い熱!
冬の晴れた日。
低い角度から入る日差しが、
リビングをぽかぽかと暖めてくれる。
冬場でも日中であれば、
リビングの大開口サッシから暖かな日差しを取り込むことで、
暖房をつけなくても過ごせるくらい暖かい。
それくらい、
太陽の力は大きいものです。
日射熱を
夏は遮り! 冬は取り込む!!

このバランスこそ、
自然エネルギーを活用した省エネルギーのメタです。
ただ遮るだけではなく、
季節ごとに太陽熱と上手に付き合う。
性能数値を突き詰め、窓を少なく開口部を小さくした「 最適化住宅 」では、
実現できない住まいなのです。
その考え方が、
これからの住まいには欠かせないと思っています。

05|LIBELLEがたどり着いた、
メタ性能とメタデザイン。
平泉寺の木陰やηAC値について考えているうちに、
私たちは一つの答えにたどり着きました。
性能を上げるための家ではなく、
暮らしを豊かにするための性能へ。
LIBELLEが考えるメタ性能とは、
単に性能数値が高いことではありません。
高性能住宅をつくることが目的ではなく、
その性能によって、
どんな人生の時間が生まれるのか。
設備に頼り切らず、自然エネルギーを活用した
光熱費に振り回されない生活。
そこから逆算して考える性能です。
例えば、
夏の夕方。
エアコンの風を強く感じなくても心地いい。
庭にタープを張り、涼しさを感じながら
夫婦でコーヒーを飲む。

冬の日中。
太陽の暖かさで家族が自然とリビングに集まる。
休日。
夏、中庭で子どもが集まりプールで遊び、
冬は、滑り台や雪だるまを作って雪遊びをする。
その場所には、
特別な設備があるわけではありません。
けれど、
暮らしの満足度は大きく変わります。

そんな何気ない時間を支えることも、
住まいの性能の一部だと私たちは考えています。
性能を高めるためではなく、
人生を豊かにするための性能。
それが、
LIBELLEが考えるメタ性能です。
そして、
そのメタ性能を形にするのがメタデザインです。
深い軒は、
外観を美しく見せるだけでなく、
夏の日差しを “カーテンを閉めずに” 遮りながら、
広がりを感じるリビングを実現してくれます。
大開口でつながる中庭は、
外と内をゆるやかにつなげ、
四季と自然を愉しめる、ゆとりある空間となります。
休日には
家族や友人と集い楽しむ、もう一つの快適な外部リビング空間に変わります。
建築一体の目隠し塀は、
閉じるための壁ではなく、
カーテンを開けて暮らすための装置になり
目隠しだけでなく、周囲の存在までも忘れさせてくれます。
見た目を整えるだけでなく、暮らしも豊かにするデザイン。
それが、
LIBELLEが考えるメタデザインです。

06|30年後も、
“ちょうどよく快適”な住まいへ。
もしかすると30年後、
ドラゴンボールに出てきたカプセルハウスのように
住まいはもっと小さく、もっと高性能になっているかもしれません。
でも、
私たちはそういう未来ではなく、
木陰のような心地よさが残る未来を
つくりたいと思っています。
10年後も。
20年後も。
30年後も。
季節の変化に合わせながら、
ちょうどよく快適に暮らせる住まい。
近年は、
夏の猛暑が長くなり、
電気代や物価の上昇も続いています。
だからこそ、
設備を増やし続けることだけではなく、
自然と上手に付き合う設計が大切になります。
夏の日差しを遮る。
冬の日差しを取り込む。
風を通す。
広がり感をつくる。
家族で楽しむ場所をつくる。
そんな設計の積み重ねが、
30年後の暮らしも豊かにしてくれます。
高性能住宅の、その先へ。
数字を追いかける家づくりではなく、
人生を豊かにする家づくりへ。
夏の木陰のような心地よい住まい。
冬の日だまりのような暖かな住まい。
家族が自然と集まりたくなる居心地のよい場所がある住まい。

(映画)STAND BY ME ドラえもん の1コマ。
それを実現する性能が、
LIBELLE が考える「メタ性能」です。
夏も冬も、
心地よく暮らせる住まいを。
今回お伝えしたかったのは、
「性能」の話ではありません。
性能の先にある、
「なんだか気持ちいい。」
そんな暮らしのお話です。
私たちがお見せしたいのは、
UA値でも、C値でもありません。
カーテンを開けたまま深呼吸したくなること。
夏でもソファでゆっくり過ごしたくなること。
家族が自然と同じ場所に集まること。
それが、LIBELLEが考える
「メタ性能」と「メタデザイン」です。
「この考え方、少し面白い。」
そう感じていただけたなら、
ぜひ一度モデルハウスで、その空気感を体感してみてください。
無理な営業は一切いたしません。
土地探し・間取り・夏の暑さ対策など、住まいに関するご相談だけでも大歓迎です。
30年後も、
「あ、この家で良かった。」
そう思える住まいを。